赴任前は製造本部製造3グループ(自動車部門)のチーム長として製造の生産計画、工数管理等の管理業務を行っておりました。
2019年にフィリピン工場へ赴任しました。現地従業員約700名規模の生産工場を日本人駐在員が5名で管理しています。その中で私は、製造、サプライチェーンマネージメント(生産管理、調達等)、品質管理を担当しました。


フィリピン赴任の思い出
赴任地はラグナ州ビニャン市という場所にありマニラ空港から高速道路で約40分程度のところに位置します。
2019年に赴任後、最初は言葉が分からず、指示を出すのにもGoogle先生の翻訳を読み上げたりしていましたが、発音が悪く全く理解してもらえず苦労したのを覚えています。
赴任後すぐに週2回の英会話スクールに通い始め、少しづつ英語が上達していき、帰任する頃には社員の言葉を聞き取り適切に指示を出す事もできるようになりました。しかしプライベートでの英会話では、発音がよくないのか通じない事が多々あり苦労しました。
プライベートではフィリピンで始めたゴルフにはまり、週末はお客様やサプライヤー、他業種の方と一緒にラウンドしたりと交流を深めていました。
海外赴任のすすめ
フィリピン工場では従業員約700名に対し本社出向駐在員が5名と少人数ですので、製造、生産管理、調達、品質管理と、多くの部署を任される事となりました。
赴任当初は分からない事も多く苦労しましたが、経験をしていく中で徐々に広い目で全体を見れるようになってきました。
またお客様やサプライヤーは、フィリピン国内だけでなく、タイ、インドネシア、韓国等、海外に拠点があるところも多く、出張でそれらの国々に行く機会もありました。
海外での経験を経て日本で活躍している社員も多く、機会があればぜひ海外赴任にチャレンジしてみるのも良いと思います。

